- テレビや周辺にホコリが溜まっていて、掃除方法を調べたい
- テレビについて他の家庭ではどんな風に掃除をしているのか知りたい
- モニターのNGな掃除方法について確認をされたい方
テレビの掃除の仕方 | 液晶画面や背面・リモコンなどの掃除方法を解説
テレビの正しい掃除をご存じでしょうか?
この記事では、テレビのモニター、フレーム、テレビ台、コンセント、リモコンの掃除方法について書いています。
私も以前はモニターを水拭きしたり、使用NGな洗剤を使用して掃除をしていただことがありました。
正しく掃除を行わないとご自宅のテレビの液晶モニターの損傷や、本体の故障に繋がってしまうリスクもあります。
それぞれ、どんな原因で汚れているのか、確認しつつ、メーカーでも推奨しているような掃除方法を行っていきましょう。
テレビモニターの掃除 | 汚れの原因を分析
まずはテレビモニターの掃除方法です。
テレビモニターは、大きく分けて「液晶パネル」と「有機EL」の2つに分類されます。
現状で、日本国内では、「液晶パネル」のテレビを利用しているご家庭の割合の方が多いようです。
本記事ご紹介の掃除方法は「液晶パネル」と「有機EL」共に共通の方法となります。
それではまず、テレビモニターの汚れの原因を分析します。
- 静電気で付着したホコリ
- 画面に付着した手垢と指紋
- 油汚れ
- タバコのヤニ
- 除菌スプレーなどの水滴
電源を切って画面が暗い状態になると、汚れが良く見えるようになります。
まずはどこの部分が汚れているか、例えば手アカなどがあるかを確認します。
1.静電気で付着したホコリ
テレビ画面に静電気が発生しているため、モニター部分は、ホコリがつきやすい箇所です。
2.画面に付着した手アカと指紋
テレビ画面はお子様が触ったり、大人でもケーブルの抜き差しの際などに手が触れてしまって手アカを付けてしまうことがあります。
3.油汚れ
キッチンの近くにテレビがある場合などは、台所で揚げ物をする際などに、うまく換気ができないとテレビ画面に油汚れが付着する恐れがあります。
4.タバコのヤニ
喫煙者の方が部屋で煙草を吸う場合はヤニが付着している場合もあるでしょう。
5.除菌スプレーなどの水滴
テレビが置いてあるリビングルームで除菌スプレーや消臭スプレーなどを使用した際に、飛散した飛沫がテレビ画面に付着する場合があります。
テレビモニターの掃除方法「汚れが簡単に拭き取れる場合」
用意するもの
- ポリはたき
- マイクロファイバークロス (柔らかい布)
- キッチンペーパー (マイクロファイバークロスの代わり)
ポリはたき
モニター画面に付着しているホコリを吸着して取り除くために使用します。
100円ショップやドラッグストアなどで購入可能です。
テレビ画面掃除で使える「ポリはたき」の例
マイクロファイバークロスなどの柔らかい布
100円ショップで購入可能。
メガネ拭き用クロスでも部分的な掃除はできます。
メガネクロスよりもサイズが大きいほうが、掃除の効率はあがりますね。
液晶画面を傷める可能性があるため、化学薬品を含んでいない柔らかい布を使い掃除しましょう。
テレビ画面掃除で使える「布製品」の例
キッチンペーパー
マイクロファイバークロスの代用としても使えます。
また油汚れを拭き取る用途に向いていますので、モニターに油分の汚れがある場合にはキッチンペーパーが有効。
ちなみにマイクロファイバーかキッチンペーパーのどちらかだけ使用するでもOKです。
手順
電源を切ることで、画面が真っ暗になり、画面表面に付着した汚れの種類や、どの程度汚れているかを確認することができます。
テレビの電源をオフにした真っ暗な画面だと汚れがよく見えるね
ポリはたきを振って静電気を起こしてから使うとホコリの吸着力が上がります。
ポリはたきは、静電気を発生させてから使うと作業効率が、ぐ~んと上がるんだね!
ご自宅にマイクロファイバークロスがない場合は、キッチンペーパーでも代用が可能です。
キッチンペーパーは油汚れを吸着してくれるため液晶画面の皮脂汚れと相性が良いです。
ただ、汚れがモニターに固着している場合は、クロスやペーパーだけでは落としにくいかも。。。
落としにくい汚れがある場合は次の方法を参考にして下さい。
テレビモニターの掃除方法「汚れが取りにくい場合」
用意するもの
- 100倍に薄めた中性洗剤
- 柔らかい布やキッチンペーパー
100倍に薄めた中性洗剤
台所用の中性洗剤などを100倍程度に薄めた洗剤を用意します。
柔らかい布やキッチンペーパー
中性洗剤を含ませて使用します。
また洗剤を含ませて画面を拭いた後は、乾拭きを行いますので、乾拭き用の布やペーパーもご用意下さい。
画面を傷つける恐れがあるため、繊維が粗い布・ペーパーは避けましょう。
洗剤を薄めるのが面倒な方に便利な掃除用品
マイクロファイバー配合の特殊ウェットシート。
製品には「洗剤」は含まれておらず、成分は「水」・「エタノール」・「除菌剤」のみで気軽に使用できます。
電化製品は水に弱いため、水分が本体内部に入り込まないように注意は必要です。
液晶テレビはもちろん、ご家庭のスマートフォンやタブレットの液晶画面掃除にも活用できます。
プラズマテレビやブラウン管には使用できません。
手順
テレビモニターの掃除方法
~避けるべきこと~
- 水拭きは極力避ける
- 洗剤を直接吹き付けない
- ガラスクリーナーは使わない
- 研磨剤が入った掃除用品はNG
- 繊維が粗いペーパーや布、ウェットティッシュを使わない
1.水拭きは極力避ける
テレビ画面はデリケートかつ、そもそも家電に水を使って掃除をすることは故障などのリスクがあるため避けましょう。
2.洗剤を直接吹き付けない
テレビ画面に直接洗浄剤をスプレーするのは避けましょう。
吹き付け時に洗浄剤が飛散して、テレビ本体内部に隙間から洗浄液が入り込むことで故障の原因に繋がることも想定しておかなければなりません。
3.ガラスクリーナーは使わない
ガラスクリーナーは液晶画面洗浄のために販売されているものではありません。
液晶が剥がれたり、傷ついてしまう恐れがあるため、使用しない方が無難です。
4.研磨剤が入った掃除用品はNG
クレンザーなど研磨剤が含有されている洗剤は画面のコーティングが剥がれてしまう原因になるため使用しないでください。
また掃除でよく使われるメラミンスポンジも同じく、液晶画面を傷つけてしまうため使用を避けましょう。
5.繊維が粗いペーパーや布、ウェットティッシュを使わない
ティッシュペーパーやウェットティッシュも気軽に使用できて便利ですが、繊維が粗くて画面を気付ける恐れがあります。
使用するのであれば、繊維が細かいマイクロファイバーの布やペーパー、ウェットシート製品が良いです。
テレビ背面と設置台の掃除方法
テレビの背面もホコリが溜まりやすいので、取り除きます。
テレビを設置しているテレビ台や棚があれば、一緒に掃除しておきましょう。
用意するもの
- ポリはたき
- ミニハンディ掃除機(あれば便利)
ポリはたき
ポリはたきは、使用前に軽く振って、はたき部分に静電気を発生させてから使いましょう。
ミニハンディ掃除機
ホコリがテレビ背面の部品の隙間に入り込むことがあります。
ミニハンディ掃除機は部分的なホコリの吸い取りなど、細かい箇所の掃除に適していますね。
ミニハンディ掃除機がない場合は、掃除機に延長ノズルを付けて使用する方法も。
手順
ミニハンディ掃除機で、テレビ背面のホコリ吸い取ります。
ハンディタイプでなくても、普通の掃除機に「ホコリ吸い取り用アタッチメント」を取付れば行えます。
仕上として、「STEP2」「STEP3」では、ポリはたきを使ったホコリ取りを行います。
汚れが目立たなければ、「STEP1」だけでも問題ありません。
テレビの掃除の仕方 | コンセントの掃除
テレビのコンセントはホコリが蓄積されていき、発火の原因となることがあります。
「トラッキング現象」を防ぐためにも、定期的な掃除が必要です。
ハンディワイパーやマイクロファイバークロスで、ホコリを取り除きましょう。
またはエアダスターでホコリを吹き飛ばす方法も有効です。
テレビの掃除の仕方 | リモコンの掃除
テレビのリモコンは頻繁に手が触れて汚れが蓄積されていきます。
ボタンの隙間にも汚れが付着していきますので、定期的にお掃除しておきましょう。
除菌も併せて行っておくと、家族の感染症リスクを下げ、より清潔な環境に保つことができますね。
用意するもの
- つまようじ、綿棒
- 100倍に薄めた中性洗剤
- 柔らかい布やキッチンペーパー
手順
オススメのホコリ取り製品
ホコリとりに便利なスライム状のクリーナー製品です。
リモコンだけでなく、キーボードや扇風機のガードなどの掃除にも使用できます。
テレビの汚れを防止する方法
日常生活において、テレビ画面の汚れを未然に防ぐ方法も羅列します。
- 水拭きは極力避ける
- 洗剤を直接吹き付けない
- ガラスクリーナーは使わない
- 研磨剤が入った掃除用品はNG
- 繊維が粗いペーパーや布、ウェットティッシュを使わない
テレビの掃除頻度
テレビ本体と棚の汚れの主な原因は「ホコリ」です。
「ホコリ」取りであればご家庭によっては毎日、あるいは数日~1週間に1度程度が目安になるかと思います。
一般的にはモニターやフレーム、棚などに油汚れや水アカが付着することは少ないですね。
数週間~1ヵ月に1度程度、モニターや棚の汚れチェックと掃除を行えば、綺麗さを保てるかと思います。
モニターはテレビ使用時は汚れが目立ちませんが、画面の電源を落として暗くすると目立つ場合がありますので、汚れに気づいたら、サッと掃除してしまうのも手ですね。