
- 台所、流しにある三角コーナーの生ゴミの匂いが気になり対策をしたい方
- 生ゴミの量が多くて困っている方
- 夏場に生ゴミに群がる虫の発生を抑えたい方
部屋が生ゴミ臭い!
生ゴミ処理機でニオイ対策
生ゴミ処理機の効果とメリット
生ゴミ処理機を導入することで得られるメリットは以下の通りです。
- 雑菌の繁殖を抑える
- 臭いの発生を抑える
- 虫、コバエの発生を防ぐ
- 乾燥した生ゴミを有機肥料として使用可能
生ごみの雑菌の繁殖を抑え、臭いとコバエを防ぐ

流しの三角コーナーなどに溜めた生ごみは時間が経過するごとに雑菌が繁殖していきます。
特に夏場は、生ゴミの匂いが強くなり、コバエが集りだして、本当に何とかしたい気持ち・・・。
生ゴミ処理機を活用すれば、雑菌の繁殖を抑え、嫌な匂い発生も抑制、コバエが集まりにくくなります。
乾燥した生ゴミを有機肥料として使用可能

生ごみや、生ごみ処理機の種類にもよりますが、水分を蒸発させて乾燥させた生ごみを「有機肥料」として使用することが可能です。
生ごみ処理機の種類
生ごみ処理機は、処理方法により、以下の4種類に分けられます。
- 乾燥式
- コンポスト式
- ハイブリッド式
- 粉砕式
1.乾燥式
熱を加えて水分を蒸発させる方式です。
生ゴミの臭いの原因となる菌を増殖させるのが水分だそうですが、生ごみの70~80%が水分なのだとか。
水分を雑菌ごと高温で蒸発させて、臭いを抑えることが可能です。
2.コンポスト式
別名、バイオ式。
専用の処理剤を生ごみに加えて、混ぜ合わせることで、微生物が生ごみを分解してくれます。
3.ハイブリッド式
前述の「乾燥式」と「コンポスト式」の特徴も併せた生ゴミ処理方法が「ハイブリッド式」。
4.粉砕式
別名「ディスポーザー」


キッチンの排水口に直接取りつけて、生ごみを水と一緒に流すだけで、処理が可能。
処理機やごみ箱などのようにフタを開閉する必要がなく、シンクの下でニオイが漏れないよう処理されるのがメリットです。
商品によっては、他の方式の生ごみ処理機では処理が不可能な、骨・貝殻などの硬い物も処理ができます。
デメリットとしては、設置には工事が必要で、処理音が大きいです。
粉砕式の使用を禁止している自治体もあり。
また賃貸物件で導入NGな場合もあるようです。
【乾燥式】生ごみ処理機
「パリパリキュー PCL-35」
使ってみた感想

私の自宅では、乾燥式の廉価品、「パリパリキュー PCL-35」は導入し、使っています。
本記事では、使ってみて良い点と悪い点を率直にご紹介したいと思います。
「パリパリキューライト」の使い方
「パリパリキューライト」の使い方を以下の手順で紹介します!
- 生ごみを溜める
- 生ごみを処理機で乾燥させる
- 乾燥を待つ
- 使い方のコツとメンテナンス

生ごみを溜める

付属のバスケットにネットを付けて、流しに三角コーナーの代わりとして置きます。
生ごみが出たら、このバスケットに生ごみを溜めていけばOKです。

専用バスケットを流しに置いて、そこに生ごみを溜めれば良いのね!
生ごみを処理機で乾燥させる
生ごみが溜まってきたら、専用のバスケットを生ごみが溜まっている状態のまま、処理機の器にセットします。
その後、本体で蓋をしたら、乾燥をスタートさせます。
「標準モード」と「少なめモード」の2種類の設定が選択可能です。




「標準モード」
1回の乾燥処理量目安が、約400g~700g ( 1.2L~2.0L)の場合は「標準モード」を使います。
処理時間は約7時間10分~8時間40分程度です。
標準モード1回使用時の電気代は、約25円~30円程度です。
「少なめモード」
1回の乾燥処理量目安が、約200g~400g ( 0.6L~1.2L)の場合は「少なめモード」を使います。
量が多くても、比較的乾燥しやすいような生ごみであれば、同様に「少なめモード」を活用しましょう。
処理時間は約3時間50分~5時間10分程度です。
少なめモード1回使用時の電気代は、約14円~17円程度です。
乾燥を待つ
運転時間は最大9時間程度で、スタートしたら、後は待つだけです。
夜寝る前にセットして、朝になれば乾燥・処理が終わります。
「少なめモード」でも処理時間に最低およそ4時間程度はかかります。
「標準モード」で、最長9時間程度処理を待たなければいけません。
処理中は専用バスケットを三角コーナーの生ごみバスケットとして使用できなくなるため、就寝前にセットして、就寝中に乾燥処理を行うと効率的です。
早く乾燥させたい場合のコツ
大きな生ゴミは、小さめにカットしてから、バスケットに入れた方が乾燥が早くなります。
定期的にフィルターを交換する
匂いを抑えるための専用フィルターが本体にセットできるようになっています。
こちらのフィルターを半年に1回程度、交換するのがオススメとのことです。


「パリパリキューライト」の良い点
パリパリキューライトを使ってみて、感じたメリットは以下の通りです。
- 生ゴミのゴミ出しの回数を減らせる
- 臭いと虫発生を抑える
- 自治体の補助金が出る
- とりあえず使ってみようとなる手ごろな価格帯
1.生ゴミのゴミ出しの回数を減らせる
生ごみを乾燥させて、水分を蒸発させることによって、体積を5分の1程度まで減らすことが可能です。
我が家でも、週に2回のゴミ出しでも間に合わずに、生ゴミネットを外して何回もゴミ出しをしていました。
しかしこの乾燥式生ごみ処理機のお蔭で、ゴミ出しの回数を減らせました。
2.臭いと虫発生を抑える
特に生ごみ置き場は、夏場に臭いが強くなり、そしてコバエのような虫が発生して嫌な思いをします。。。
パリパリキューブライトは、生ごみが一定量溜まったら、夜の就寝前に電源を入れて処理をスタートしておけば朝には生ごみの水分が蒸発してカサが減り、嫌なにおいを抑えることができます。
そしてコバエなどが寄らなくなるので、とても助かる製品で、我が家には無くてはならない1台になりました。
処理後は、生ごみの生臭い臭いを抑えることができます。
しかし、若干焦げたような臭いが生じます。
個人的にはあまり気にならないのですが、無臭になるわけではないのでご注意下さい。
3.自治体の補助金が出る


下記の通り、電気式生ごみ処理機の購入にあたり、各自治体の助成金制度を利用できる場合があります。
家庭用の電気式生ごみ処理機を購入する際に、お住まいの地域の自治体から助成金が出る場合があります。
自治体によって異なりますが、購入金額の2分の1~3分の1以内、限度額を2万円~3万円までとしている自治体が多いようです。
助成金制度を上手に利用すると、安く購入することができます。
4.とりあえず使ってみようとなる手ごろな価格帯
生ごみ処理機と言っても、前述の通り、処理方法も数種類ありますし、機械も様々なラインナップがあります。
その中でも、本記事でご紹介の「パリパリキューライト」は比較的、安価で購入が可能です。
自治体の補助金も活用しつつ、手ごろな価格で、導入しやすい製品ということが言えますね。
「パリパリキューライト」の悪い点
パリパリキューライトを使ってみて、感じたデメリットは以下の通りです。
- 乾燥処理に時間がかかる
- 全ての生ごみを小さく、細かくできるわけではない
1.乾燥処理に時間がかかる
パリパリキューライトのゴミ処理時間は量にもよりますが、4,5時間から9時間程度時間を要します。
日中にサクッと短時間で処理してとなかなかやりにくいのが難点かもしれません。
三角コーナーの代わりに専用バスケットを活用できるのはありがたいですね。
ただその分、処理機に入れて処理を始めてしまうと、別で一時的にゴミを溜めておく容器やビニール袋など用意しておかないといけなくなりますね。
処理中は専用バスケットを三角コーナーの生ごみバスケットとして使用できなくなるため、就寝前にセットして、就寝中に乾燥処理を行うと効率的です。
2.全ての生ごみを小さく、細かくできるわけではない
粉砕式は、「骨付き肉などの骨」や「貝殻」なども粉砕して小さくすることが可能です。
しかし、乾燥式の生ごみ処理機ですと、水分を蒸発させて体積を減らすという方式のため、肉の骨や貝殻などは小さくすることができません。
「骨付き肉などの骨」や「貝殻」を粉砕して小さくすることはできませんが、バスケットに入れたまま乾燥処理すること自体は可能で、機械の故障の原因にはなりません。
わざわざ、「骨」「貝殻」をバスケットから取り除く必要はないので、その点はメリットです。
まとめ
特に夏場のコバエ発生を抑えることができ、キッチン周りの清潔を維持するためにも、生ゴミ処理機があると助かります。
本記事で紹介したような後からコンセントに繋いで設置できる、手ごろな価格帯の製品もありますし、自治体によっては、補助金を支給していただくことができます。
処理機の種類によってもメリット・デメリットもありますが、生ごみ処理機を購入検討中の方に、本記事の情報が少しでも役立つことができれば幸いです。
乾燥式生ゴミ処理機「パリパリキューブライト」良い点と悪い点
- 生ゴミのゴミ出しの回数を減らせる
- 臭いと虫発生を抑える
- 自治体の補助金が出る
- とりあえず使ってみようとなる手ごろな価格帯
- 乾燥処理に時間がかかる
- 全ての生ごみを小さく、細かくできるわけではない


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