
こんな方におすすめ
- 電子レンジの掃除方法についてお調べの方
- 電子レンジ掃除はどんな洗剤を使えばよいか知りたい方
- 電子レンジ掃除の注意点を確認したい方
電子レンジの掃除の仕方
電子レンジの掃除の仕方についてまとめました。
電子レンジの汚れ
汚れの種類
電子レンジの庫内の汚れは主に、「食べ物などの油汚れ」と「乾燥した水垢」が原因です。
「食べ物などの油汚れ」は酸性、「乾燥した水垢」はアルカリ性の汚れとなりますので、それぞれ逆の性質の洗剤を用いて中和させて汚れを落とすのが基本です。
汚れの見分け方
庫内の汚れについては手で触ってみて、汚れを判別できます。
「食べ物などの油汚れ」は、凹凸があり、ボコボコしている感じが触った感覚で確認できます。
「乾燥した水垢」は、表面がツルツルしています。
もちろん、ボコボコしておらずに、平滑性が高くても油汚れのケースもありますが、上記は簡易的に汚れ方を分析・判定できますので、ご参考にして下さい。
電子レンジ掃除に適した洗剤
健康被害が無く、食品まわりで使える洗剤を選択しましょう。
具体的には下のリストのような洗剤を用いるのがおすすめです。
電子レンジ 庫内の掃除手順
重曹を使った掃除手順
油汚れには、重曹パウダーを用いて掃除を実施しましょう。
STEP1
重曹パウダーと水を耐熱皿やカップに入れる。
分量の目安は水100mlに対して、小さじ1杯程度です。
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STEP2
しっかりと水の中の重曹パウダーを溶かす。
重曹水はPH8程度のアルカリ性で、油汚れを中和するのに有効です。
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STEP3
重曹水を電子レンジで加熱します。
500Wの電子レンジで重曹水100mlであれば1分程度加熱します。
重曹水の湯気が発生し、庫内のスチーム洗浄ができます。
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STEP4
重曹水が少し冷めてきたら、布巾やペーパタオルに重曹水を付けて汚れを拭き上げる。
重曹水加熱時の注意点
重曹水をレンジで加熱すると重曹水が飛び散ることがあります。重曹水を加熱した後は火傷に注意して掃除を行いましょう。
クエン酸を使った掃除手順
クレンザーペーストを使った掃除手順
重曹パウダー、クエン酸パウダーを使った掃除を行っても、汚れが取れない場合は、クレンザーペーストを用いるのが1つの方法です。
STEP1
クリームクレンザーを落ちない頑固汚れに直接塗布。
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STEP2
指の腹で塗布したクリームクレンザーを撫でて汚れを浮かす。
クレンザーが白色から茶色に変化したら、汚れが浮いて取れている証拠です。
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STEP3
汚れが浮いてきたら、最後に布巾などで拭き取ります。
焦げ落とし剤を使った掃除手順
STEP1
焦げ落とし剤を落ちない頑固汚れに直接塗布。
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STEP2
5分程度、汚れにパックして待機。
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STEP3
5分程度経過後は、布などで拭き取ります。
電子レンジ掃除で利用しない方が良い洗剤
メラミンスポンジ
メラミンスポンジを電子レンジ掃除に使うと、庫内や本体を傷つける恐れがありますので、使用は避けた方が良いでしょう。
仮にメラミンスポンジを使用する場合は、製品に傷が付くことがあることを認識した上で用いましょう。
スプレータイプの洗剤
電子レンジ掃除にスプレータイプの洗剤を使用すると、洗剤が拡散して、意図していない箇所にも洗剤がかかる恐れがあります。
洗剤が機械内部に入り込み、レンジの故障に繋がる可能性もあるため、できればスプレータイプの洗剤は使用を避けて、一度、布やペーパータオルなどに洗剤を含ませてから拭き取るような手順の方が無難です。
漂白剤
漂白剤は匂いが庫内に残る場合があります。
食品まわりということもありますので、使用を避けた方が適切ではないでしょうか。
電子レンジ 頑固汚れを未然に防ぐには
電子レンジの使用後に、汚れが落としやすい状態で早めに拭き取ってしまえば、後が楽です。
特に電子レンジを利用した直後に、まだ温かいうちに庫内を拭いてしまえば効果的に汚れを拭き取れます。
掃除中の火傷に注意しましょう
火傷しない程度に庫内の温度が下がってから拭き上げましょう。